初心者がBTOパソコンメーカーでカスタマイズして購入するための知識

赤いノートパソコンを通販で買いたいなって思っても、やり方が分からなくて不安だから断念してしまう事があるかもしれません。
そこで、ここでは少しだけBTOパソコンメーカーであなたが実際にカスタマイズして赤いノートパソコンを買う為の知識を説明していきます。
BTOとかカスタマイズって何?
BTOはBuild To Orderの頭文字で受注生産っていう事です。
つまり、あなたが注文してからパソコンを作るのっていう事です。
BTOメーカーとしては、完成品の在庫が売れ残ったりして不良在庫になるのを防ぐ目的もありますが、あなたにとってはすでに完成したノートパソコンを購入するよりも安価で、しかもあなたの用途に合わせたパーツを組む事で、あなただけのオリジナルのノートパソコンに仕上げる事ができます。
自作パソコンって聞いた事がありますか?
文字通り自分でパソコンの部品を取り寄せて、組み立てていったのが自作パソコンという事になります。
それを、メーカーにやってもらうので、自作パソコンほど自由は利きませんが、完成品を購入するよりは自由が利くという感じです。
そして、そのパーツを自由に選択することをカスタマイズと言います。
BTOパソコンを購入するメリット
BTOパソコンはあなたがパーツを選んで、注文することができます。
一番はあなたの予算に合わせる事ができる事です。
- あなたの予算に合わせる事ができる
- あなたの用途に合わせてカスタマイズできる
- あなただけのオリジナルパソコンができる
- 要らないソフトやアプリケーションが入っていない
デメリットもある
BTOパソコン購入にはデメリットもあります。
知識が無いとBTOメーカーでパソコンを購入することはできません。
- パーツの知識がない
- パーツの選択の自由度が案外低い
- 初期設定の価格は安いが高性能パーツを組むと価格が跳ね上がる
- 納期がかかる
BTOメーカーでパソコンを購入するには知識が必要!
これが絶対条件です。
「だったらダメだー!」
ってあきらめないでください。
実はそんなに難しくないです。
覚えるのはちょっとです。
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- (グラフィック)
実際にはもっと知識は欲しいところですけど、この4つの知識があればあなたもBTOパソコンを購入することができます。
なぜ、この4つかって言うと、あなたのパソコンの用途を左右する4つなんです。
そして、最後のグラフィックはあなたが3Dゲームやクリエイティブな作業をやらない限り知識としては必要ありません。
それでは、それぞれ簡単に説明します。
CPUとは?

これを知っていれば、パソコンを購入する時にはほとんど問題ないと言えます。
パソコンの頭脳で演算処理を行う一番重要なパーツで、プロセッサーって言ったりします。
大きくIntel(インテル)とAMD(エーエムディ)っていうアメリカの2大メーカーが作っているパーツです。
CPUの性能が高ければ、パソコン自体の性能が高くなり、価格も高くなります。
そして、性能の高いCPUを選ぶほど他のパーツもより高性能になり価格もどんどん高くなります。
Intel | AMD | 用途 |
---|---|---|
Core i9 | Ryzen 9 | 3Dゲーム・音楽編集・動画編集・クリエイティブ作業 |
Core i7 | Ryzen 7 | ネット閲覧・メール・文書作成・動画鑑賞・事務作業・3Dゲーム・テレワーク ネット副業・音楽編集・動画編集 |
Core i5 | Ryzen 5 | ネット閲覧・メール・文書作成・動画鑑賞・事務作業・画像編集・テレワーク ・ネット副業・軽めのゲーム |
Core i3 | Ryzen 3 | ネット閲覧・メール・文書作成・動画鑑賞・事務作業 |
Pentium | Athlon | ネット閲覧・メール・文書作成・動画鑑賞 |
Celeron | ネット閲覧・メール・文書作成・動画鑑賞 |
各メーカーのCPUブランドで、上から性能の高いものから順になっています。
あくまでも参考までにとどめて欲しいですが、各ブランドのCPUで上の表のような作業ができるようになります。
実際、Celeronだからと言って、画像編集ができないわけではありませんが、処理能力が低い為に作業性がとても悪くなってしまいます。
Celeron搭載パソコンは安いけど、できる事が少なくなってしまうし動きも速くはないと思った方がいいです。
一般的なパソコン使用であれば僕としてはCore i5やRyzen5以上をお薦めしています。
やっぱり快適に動くパソコンがいいです。
メモリとは?

パソコン上のデータを一時保存してくれるのがメモリです。
メモリの容量が大きければ、一度にたくさんの作業を行う事ができます。
逆にメモリの容量が低いと、動作もかなり遅く感じてしまいます。
机の上を想像してもらうとわかりやすいですが、大きな机であればあるほどたくさんの資料を出して置いておくことができます。
資料を出しておけば、作業も効率的になりますよね。
パソコンでも同じと考えてもらうといいです。
メモリの場合、2GB、4GB、8GB、16GB・・・となっています。
2GBのメモリはほとんど売っていませんが、4GBは安価なパソコンではよく見かけます。
僕が一般的な作業でおすすめしているのは、8GB以上です。
画像処理や3Dゲームが趣味や仕事だったりする場合は16GBは必要でしょう。
ストレージとは?


ストレージはパソコン内に、写真や動画、文書などのファイルやフォルダなどのデータを保存しておくパーツです。
ハードディスク(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)の事です。
あなたももう知っているかもしれませんが、HDDは遅くて安い、SSDは高くて速いっていう特徴です。
SSDにも色々な種類がありますが、HDDよりも圧倒的に速いのでSSD搭載のパソコンをおすすめします。
具体的には起動時間がHDDだと1分30秒以上かかってしまいますが、SSDで速いものだと10秒、遅くても40秒以内に起動します。
パソコンをの電源を押してから起動するまでに長いですよね。
それって、HDDだからです。
そして、予算の許す限り容量の大きなものにして保存できるデータ量を増やすという方法がいいです。
中には、SSDとHDDの両方を搭載してるデュアルストレージというパソコンも販売されています。
SSDだけでは高すぎるので、HDDで容量の面をカバーしつつ価格を抑えるっていうやり方です。
僕の個人的な意見ですけど、HDDを製造するくらいならSSDだけの製造に力を注いでくれたらSSDももっと安価になると感じているのですが・・・。
この辺りは大人の事情かもしれません(笑)。
初心者でも簡単にBTOパソコンを購入できる!
結論的にはなってしまいますが、上のようなちょっとした知識を知っておくだけでもあなたでも簡単にBTOメーカーで購入することができますよ。
また、上で説明したようなちょっとしたパソコンの知識があれば、どこでも通用しますからあなたが実際に家電量販店に行ったりした機会にでもパソコン売り場の表示を見てみるといいですね。
家電量販店のパソコン売り場に行って気づかされるのは、性能は書いてあるけど用途は書いてないっていう事なんです。
店員さんに聞かないといけません。
店員さんに質問するのが苦手な僕からすると、ちょっと面倒に感じたりもします(笑)。
パソコンの知識があると何かと便利になりますよ。